【インデックス投資家が語る】資産運用を始める前に、絶対知ってほしい3つのこと

こんにちは。先日会社の同期新年会に参加し「僕らの年代の話題って、仕事・恋愛・お金しかなくね?」という意見に笑ったハルです。

お金、ほしいですか?(唐突)

私は社会人歴3年目に差し掛かります。同期間でも「仕事にも慣れてきたし、資産運用でもやってみるか」という話を聞くようになりました。

インデックス投資家として、投資挑戦者が増えるのは喜ばしいことです。しかし、投資には「初心者を食い物にする罠」が存在します。

投資初心者に向け「これだけは知っておいて!」ということをまとめました。ぜひご覧ください。

※私の1年間のインデックス投資運用実績を以下記事にまとめています。そちらもご覧ください。

絶対知ってほしいことリスト

毎月の支出・生活防衛金を把握する

この本質は「自身のリスク許容度を把握する」ということにあります。

「毎月必ず消えるお金はいくらか?」を正確に把握することで、精神的余裕を持って投資するお金を捻出できます。

これを機に家賃・保険・各種サブスク(特にNHK!)等の固定費を確認し、 生活費の見直しましょう。

次に設定すべきは「生活防衛金」です。当記事では「2年分の生活費」と定義します。

3.11・リーマンショックといった危機により、投資した資産が暴落する可能性もゼロではありません。そんな時生活防衛金は、自身と家族の生活だけでなく、心の安定も守ってくれます。

ちなみに私の場合、100万円のキャッシュ+200万円の10年国債(発行から1年以降は中途換金可能)を生活防衛金としました。

投資において、冷静な判断は必須です。「あと2年は生きられる」という安心はばかになりません。

銀行がおすすめする金融商品は、絶対買うな!

理由を最初にお伝えします。それは「金融商品を販売する金融機関(銀行・証券会社)は、投資家(金融商品を購入する我々)と利益相反関係となっているため」です。

例として、投資信託(金融商品の一種)で利益を得るプロセスを紹介します。

  1. 金融機関にて口座を開設し、投資信託を購入する
  2. 金融機関が投資信託を管理・運用する
  3. しかるべきタイミングで商品を売却し、利益を確定させる

ポイントは2.において、信託報酬(手数料)を支払う必要があることです。

【信託報酬】:金融機関に支払う、投資信託の管理・運用費。「純資産総額に対して何%」といった形で毎日差し引かれる。投資信託によって信託報酬は異なり、年0.5~2.0%が一般的。

端的に言えば「金融機関と投資家間で、利益を奪い合っている」システムになっているのです。当然金融機関は、高手数料商品を売るために必死となっています。

「ホントかよ」と思われる方は、近くの銀行でおすすめ金融商品を聞いてみてください。信託報酬0.5%以上の商品ばかりおすすめされるはずです。

口座開設もネット証券(SBI証券、楽天証券等)がおすすめです。大手証券・銀行と比較し、より低コスト(信託報酬0.2%以下)の商品が充実しています。

高齢者への回転売買(金融商品を頻繁に売買すること)が社会問題となっています。

保険は「損な資産運用」である

「なぜ保険?」と驚かれたかもしれませんが、これも資産運用の一種です。

資産運用において「支払うコスト(手数料)を減らし、利益を上げる」のは鉄則です。

保険は「負の宝くじ」とも呼ばれます。保険料は「保険会社が99%損しない金額」になるように設定されているからです。保険料の半分は人件費・広告費等に使われています。

「でもいざ病気になった時、保険未加入だとどうするの?」という反論ももっともです。ご安心ください。「高額医療制度」を利用できます。

【高額医療制度】:高額の医療費がかかった場合、負担基準額を超える医療費を国が負担する制度。(健康保険加入者のみ適用。負担基準額は年収による段階がある)

具体的な金額で説明いたします。(概算)

  • 年収約500万円の場合
    ⇛月9万円までの負担(それを超える部分は払わなくてよい)
  • 年収約300万円の場合
    ⇛月5万円までの負担(それを超える部分は払わなくてよい )

このように健康保険加入者なら、高額な医療費を心配する必要はないのです。

「公的サービスを活用し、必要に応じて増やした資産を使う」スタンスが重要となります。

保険商品には「実質的な手数料 」が明示されていないものもあります。絶対に手を出してはいけません。

まとめ

  • 生活費を把握してない者に、投資家の資格なし!投資は余剰金で行うこと!
  • 「銀行員のおすすめだから大丈夫」は大間違い!自分の頭で判断することが、投資には重要
  • 支払う保険料には、人件費・広告費も含まれている。公的サービスの活用を!

参考文献

  • 水瀬ケンイチ『お金は寝かせて増やしなさい』フォレスト出版,2017年
  • 山崎元 ,大橋弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』 文響社 (2015/11/11)
  • 柴山 和久 『元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法』 ダイヤモンド社; 1版 (2018/11/14)