【ポケモン剣盾 S13使用構築】陰キャ封殺初手ダイマエースバーン【最終118位 レート2039】

構築経緯

シーズン序盤~中盤にかけて、ランドレヒレ・カバウツロサンダー・ドヒドラキ等あらゆるサイクル構築を試した。サイクル構築は被弾回数が多くなるため、有効急所や麻痺氷などの追加効果引きに悩まされた。4~5桁順位で停滞してた中、ふと天啓が降りた。「もう初手ダイマエースバーンで相手全員ふっ飛ばした方が強くね?」と。

ということで最強ポケモン【エースバーン】から構築スタート。エースバーンとの相性補完に優れる【ゴリランダー】、相手の襷枠にめっぽう強い【バイバニラ】、対面構築の必須枠【ミミッキュ】を基本選出の駒とした。残りの枠には状態異常撒きを少しでも牽制する【カプ・レヒレ】、陰キャポケモンを完全封殺する【ゴチルゼル】を添えて構築が完成した。

パーティコンセプト

・初手ダイマエースバーンを死ぬ気で通す。通せたら勝ち、受けられたら負け

・初手ダイマエースバーンを通しやすい(=エースバーンを邪魔するポケモンを初手に出させない)構築を意識する

・高火力技で相手にサイクルする余裕を与えず、こちらに有利な対面的な試合運びをする

エースバーン@命の珠

  • 【特性】リベロ
  • 【性格】陽気
  • 【実数値(努力値)】155-168(252)-95-×-96(4)-188(252+)
  • 【技】火炎ボール/飛び膝/飛び跳ねる/ギガインパクト

いわずと知れた最強ポケモン。S12におけるサンダーの大流行により、エースバーン対策が薄くなった印象だ。ギガインパクトを採用することにより、サンダーはもちろんドラゴン系統(カイリュー・ボーマンダ・ラティアス)、高耐久水(ヌオー・ドヒドイデ)も崩しやすくなった。

初手ダイマ読みでHBランドロスに引かれることも多いが、ダイアタック連打でそのまま突破可能だ(相手は岩石封じを打つ可能性が高いため、とどめの一撃以外はキョダイカキュウを打たない)。相手の後続にギガインパクトで大ダメージを与え、後続で詰める動きが強力。

相手初手ナットレイ・ゴリランダー・ブリザポスなどの有利対面では、相手は必ず引き先を用意している。「相手は誰で炎・飛行・格闘技を受けるのか?」を考えて、積極的に交代読みを決めていった。ちなみに相手ブリザポスとのダイマの切り合いでは、相手は99%ダイアースを押してくる。こちらはダイジェットで相手ダイアースを躱しキョダイカキュウで〆ることで、弱点保険をケアしつつブリザポスを無償突破できる。

ゴリランダー@こだわりハチマキ

  • 【特性】グラスフィールド
  • 【性格】いじっぱり
  • 【実数値(努力値)】197(172)-194(252+)-111(4)-×-91(4)-115(76)
  • 【技】グラスラ/叩き/馬鹿力/ウドハン

調整意図

  • A:草半減タイプの無振りエースバーンにグラスラで5~6割入る
  • HB:A+2ようき珠ミミッキュのじゃれつく最高乱数切耐え(93.7%)
  • S:準速61族(バンギ, カグヤ)抜き抜き

相手初手カバルドン牽制枠①。初手ダイマエスバで暴れた後の、スイーパーとして非常に優秀。素早さを実数値114に留めているゴリランダーが多く、それ意識でS実数値を+1した。

耐久にここまで振ることで、A特化ブリザポスのつららばりを3発までなら超高乱数(96.7%)で耐えられる。一方H振りブリザポスはグラススライダーで確定2発なので、実は対ブリザポスの勝率は悪くない。

またパーティにいるだけで、草1/4ポケモンを猛烈に誘う(テッカグヤ・ナットレイ・カイリューなど)。いずれもダイアタック採用珠エースバーンの役割対象であり、選出画面で仕事ができるゴリラだった。(アッキのみカイリューは知らん)

カプ・レヒレ@こだわりスカーフ

  • 【特性】ミストフィールド
  • 【性格】おくびょう
  • 【実数値(努力値)】145-×-135-147(252)-151(4)-150(252+)
  • 【技】ムンフォ/なみのり/冷ビ/トリック

相手初手カバルドン牽制枠②。エースバーンが苦手なウオノラゴン、鬼火電磁波ドラパルトを選出段階から抑制する。ボーマンダ・ランドロスなどの威嚇サイクル相手には、エースバーンに替わるメインアタッカーとして活用した。

ガラルサニーゴ・ミロカロス・バンバドロなどエースバーンでは絶対突破できない駒が見えたとき、ダイマアタッカーとしても運用した。

こだわりトリック⇛後述するゴチルゼルキャッチの動きは、相手即降参レベルの凶悪コンボだ。

ちなみに努力値の端数4は、C実数値169ウツロイド(ビーストブーストでSが上がる調整)のヘドロウェーブ確定耐えにするためDに振るとよい。

ミミッキュ@イバンのみ

  • 【特性】ばけのかわ
  • 【性格】陽気
  • 【実数値(努力値)】131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)
  • 【技】影打ち/ゴーストダイブ/こらえる/呪い

当初はテンプレアッキミミッキュであったが、アタッカーはゴリランダー・バイバニラが担っているためイバン呪い型に変更。S12の上位100名にイバン呪いミミッキュは1匹もおらず、読まれないことが何よりの強みだった。性格はいじっぱりとの選択だが、相手の珠ASミミッキュに勝てるように最速にした。

性能もダイマストッパーとして申し分なく、特に流行していたステロ+カミツルギorテッカグヤに対しても、化けの皮を盾にして呪い⇛こらえるでイバン圏内に⇛イバンゴーストダイブ⇛こらえる⇛かげうちで確実に処理できた。

本来不利なダイマエースバーンに対しても、以下の動きでダイマ枯らしてゴリランダーのグラスラ圏内にねじ込む。

【相手ダイマが3ターン残っているとき】
こらえるでキョダイカキュウ耐え⇛イバンゴーストダイブ⇛影打ちで削って退場

【相手ダイマが残り2ターンのとき】
こらえるでキョダイカキュウ耐え⇛イバン呪いで退場

バイバニラ@きあいのタスキ

  • 【特性】ゆきふらし
  • 【性格】うっかりや
  • 【実数値(努力値)】147(4)-115-105-178(252+)-90(下降補正&個体値0)-131(252)
  • 【技】ふぶき/フリドラ/ミラーコート/氷の礫

調整意図

  • HB:いじっぱり水ウーラオスの水流連打確定耐え
  • HD:ミラーコートのダメージを上げるため最低実数値(ポリゴン2に勝てるようになる)

特殊アタッカーの強い襷枠いないかな~と探した結果、白羽の矢が立った。襷枠として最もメジャーな水悪両方のウーラオス、サンダーを含む有象無象の特殊アタッカー、HBナットレイあたりにタイマンで勝てる。

エースバーン・ゴリランダーが苦手なHBサンダーに強いところも素晴らしい。そのようなサンダーはS実数値128(S+1で最速アーゴヨン抜き)以下であり、上から吹雪をお見舞いできる。

初手ダイマ後の最後の詰めとしての役割が多かったが、氷技(フリーズドライ含む)の通りがいいパーティに対しては初手出しもありえた。ミミッキュを同時選出することで、HP1のバイバニラが相手ダイマ技の起点にされても全く問題ない。

エースバーン・ドレパン採用の遅いミミッキュに弱い点以外は、本当におすすめできる襷枠だ。

ゴチルゼル@たべのこし

  • 【特性】かげふみ
  • 【性格】ずぶとい
  • 【実数値(努力値)】177(252)-×-158(228+)-115-130-89(28)
  • 【技】アシストパワー/めいそう/挑発/ねむる

調整意図

  • H:地球投げをたべのこし回復込みで4耐え
  • S:4振りアーマーガア抜き

ドヒドイデ・ヌオー・ラッキーへの憎しみから最終日3日前に投入。3桁後半~4桁前半に大量発生していた受けループや、受け攻めスイッチ(ドヒドラキフェローチェなど)にeasy winできた。

初手ダイマエースバーンに対し、相手がドヒドイデに引いてくる⇛ダイマターンを残したままゴチルゼルに交代⇛試合時間残り1~2分まで遅延&ハメ殺し、ラストターンにドヒドイデを突破⇛TOD勝利の流れが凶悪だ。

上位帯の受けループは、上記の動きを当然理解している。エースバーンのダイサイコ読みも兼ねて悪ウーラオスorバンギラスに交代してくるので、ダイナックル打つ場面も多かった。A+1珠エースバーンのダイアタックがHBドヒドイデに8~9割入るため、ドヒドイデ突破も選択肢に入る。

特殊カイリューをゴチルゼル単独で詰ませたときにはビビった。

選出

【基本選出】初手エースバーン@2

9割がこの選出。@2は草の通りが良ければゴリランダー、積みエースがいればミミッキュ、エースバーンがいない構築にはバイバニラなど

【VS受け構築】ゴチルゼル+カプ・レヒレ@1

ゴチルゼルキャッチ⇛TODを積極的に狙いに行く。相手もそれを読み、受けポケモンを一切選出しないこともありえた。その場合は相手の攻め駒を意識して、@1にはエースバーン・ゴリランダーを選択した。

きついポケモン

初手ウオノラゴン

こちらの初手は9割エースバーンなので、本当にやめてほしい。ゴリラ・レヒレ・ミミッキュ・バイバニラ見といて、なんでウオノラゴン出してくんだよ!!!

初手ダイマエースバーン

お互い初手ダイマエースバーンで、同速負けしたら裏が崩壊する。後続の先制技で処理させてくれればいいが、HBサンダーに引かれて静電気引きでもすれば目も当てられない。

初手状態異常撒き

主にHBサンダーや襷ウツロイドの電磁波など、レヒレで牽制できない状態異常撒きが非常に厄介だった。状態異常を撒かれないor躱す願望で、突っ込む勇気も大切だ。

初手襷カウンター

エースバーン、ウーラオスなど。バイバニラを採用しているため、相手初手エースバーンを猛烈に誘う。相手の構築から「誰が襷を持っているか?」を熟考し、突っ張りor交代を選択していた。

あとがき

最高順位の更新(129位⇛118位)ということで、悪くない結果だったと考えています。

マッチングする度に発狂していたドヒドイデを、お得意様に変えられストレスなくポケモンを楽しめました。

ドヒドイデに苦しめられてきたそこのあなた!ゴチルゼルなら簡単にハメ殺せますよ!

ここまで読んでくださった、読者の皆様に感謝!