【家庭内暴力】毒親持ちが教える「DV対処法」3ステップ【外出自粛により増加のおそれ】

こんにちは。ハルです。

先日、以下のニュースを見かけました。

新型コロナウイルスの影響により、多くの国で外出自粛が敷かれています。

事実上の”外出禁止令”が出ているイギリスでは、家庭内暴力(DV)の増加が懸念されているのです。

各国はこの対策に資金を投入し、ホットラインの設置・シェルターの運営などの対策に乗り出しています。

日本も近い将来”外出禁止令”が出される可能性も低くなく、家庭内暴力発生の恐れが高まります。

毒親からのDVに苦しめられた経験から、「これだけは覚えて欲しい」という対策を紹介します。

ステップ1「自分はDV被害者だ」と認める

多くのDV被害者が「共依存」という状態に陥ります。

人気漫画『かぐや様は告らせたい』におけるワンシーンです。

第三者(ロン毛男子)から見れば「先輩女子に良いように利用されている」のは明らかですが、後輩女子はそれに気付きません。

DV被害者は以下のように考えているのです。 (DV加害者を”A”とします)

DV被害者の思考

  1. 普段は優しいAが、ひどいことをするには理由があるはず
  2. Aの期待に応えられない自分が悪い
  3. 今の状況を乗り越えれば、元のAに戻るはず

「ひどいことをされながらも、人を信じる健気な自分」という状態に依存しているのです。

最初にすべき対処法として、「自分はDV被害者」と認める必要があります。

「一緒にいると苦しいが、離れると不安」そんな心理は、共依存を示すサインかも知れません。

ステップ2 避難先の確認/物理的に距離を取る

「自分はDV被害者」と自覚できたなら、次にすべきは避難先の確認です。

DV被害者の経験談として「行く宛もなくすぐに家を飛び出した」という話が多いですが、これはおすすめできません。

(「結果的になんとかなった人」の話だけが表に出るため、「路頭に迷った人」の話は表沙汰になりません)

命の危機(身体的な暴力など)が迫る場合は別として、まずは避難先の確認をしましょう。

避難先例

  • 両親・親戚・友人宅
  • 公的な避難施設(母子生活支援施設など)、NPO運営施設(民間シェルター)
  • カプセルホテル・ネットカフェ(一泊2000円以下で利用できます)

「自分はいつでも逃げられる」という心理状態になれば、冷静な判断もできるはずです。

実際に避難する (加害者から物理的に距離を取る) 際には、以下を持ち出すようにしましょう。

「持ち出すもの」リスト

  • 【DVを証明できるもの】
    • 暴言などを記録したボイスレコーダー
    • 医師の診断書
    • 怪我や私物の破壊を証明できる写真(スマホ写真でOK)
  • 【(離婚する場合)財産を証明できるもの】
    • 収入の証明(源泉徴収書・給与明細など)
    • 通帳残高のコピー
    • 株式・生命保険に関する書類
    • 厚生年金の番号
  • 【その他】
    • 現金・カード類・通帳・印鑑
    • 運転免許証・パスポート
    • スマホ・携帯電話

ステップ3 警察に被害届を出す

「話し合えば、人は分かり合える」という性善説が支持を集めますが、家庭内暴力に関しては不可能でしょう。

「家庭内という閉鎖的な環境」+「脳内物質(オキシトシン)の影響により、正常な話し合いができない」ためです。

(警察庁のデータとして、未遂を含み殺人事件の54%が親族間で発生しています)

DV加害者に「あなたがしていることは犯罪ですよ」と知らせるために、被害届の提出をおすすめします。

被害届の提出により、以下のようになります。

被害届提出後の流れ

  • 警察による捜査が開始される
    (現時点で被害がなくても、警察官は対応せざるをえない)
  • 被害者の告訴なしで、立件できる
    (逮捕・起訴により、加害者に社会的制裁を与える)
  • 裁判所はDV加害者に対し、”近禁止命令”を下せる
    (違反すると、100万円以下の罰金 or 1年以下の懲役)

「家族の問題に口を挟むな」という暴論が幅をきかせていますが、上記のように明確な犯罪です。

特に被害者は加害者より、身体的に劣る場合も多いです。プロの力を借りましょう。