【就活・面接対策】コンサル業界の「フェルミ推定」はこうやって答えろ!【PwCの過去問あり】

こんにちは。ハルです。

コロナウイルスの影響により、多くの就活生が困惑しているようです。

そんな就活生の力になればと思い、コンサル業界頻出の「フェルミ推定・ケース問題」の対策法をお伝えします!

おすすめの書籍・大手コンサルの過去問も掲載しますので、ぜひご覧ください!

フェルミ推定

フェルミ推定とは「実際に調査するのが難しい数量を、論理的に概算すること」です。

例として、以下のような問題が有名です。

フェルミ推定例題

  • 東京都内にある電柱の数は?
  • ジャンボジェット機にゴルフボールは最大何個入る?
  • 今この瞬間、ジャンプしている人は何人いる?

フェルミ推定では、面接官は以下の項目をチェックします。

フェルミ推定の評価項目

  • 【論理的思考力】計算のプロセスが論理的か?
  • 【発想力】どのような切り口で、計算式を組み立てるか?
  • 【思考の深さ】様々な状況・前提を加味して、計算できているか?

東京都の人口、ゴルフボールの大きさ等の「知識量」はそこまで考慮されません。(知ってても、マイナス評価にはなりません)

次節では過去問を例に「どのように答えれば評価されるか」を解説します。

人気漫画「Dr. STONE」では、主人公がフェルミ推定を使い、窮地を脱しました。

過去問(18卒 PwC)

「日本における、一人あたりの”飲料水”年間消費量を求めよ」(制限時間1時間)

私の就活生時代、PwCの2次面接にて上記問題に遭遇しました。

無事その面接を突破できたので、以下の解答例をマネしていただいてOKです。

STEP① 前提を決める

上記の問題文だけでは、分からない前提が多すぎます。

計算に必要な前提は、自分で勝手に定義してもよいのです。

前提の定義

  • 計算対象は「ペットボトル入りの、商品として売られている飲料水」に限定する(例:いろはす、ボルビック)
  • 今回の計算においては、「季節・気温による消費量の変化」「災害などによる突発的な消費量増加」は考慮しない

「細かくてめんどくさい・・・」と思われるかもしれません。

しかしこの”前提の定義”が、計算をより納得感のあるものにするのです。

STEP② 解き方を決める

「今回の問題は、以下のステップで解きます!」ということを、あらかじめ宣言します。

解き方の例

  • 「一人の人間が、一週間に買うペットボトル数」を計算する
  • 「上記に含まれる、”飲料水”の割合」を求める
  • 上で求めた「一週間の飲料水消費量」を、52倍する(1年は約52週のため)

この解き方では、上記の前提が必要だとお気づきでしょうか?

(ペットボトルに限定している点・季節や気温に影響しない点など)

前提の定義は、計算の途中で付け足しても構いません。

「一週間に買うペットボトル数(0.5L)」について、以下のように考えました

「買う本数」を場合分けする

  • 【10%】週に7本(毎日)
  • 【30%】週に5本(仕事・学校がある日だけ)
  • 【30%】週に3本(2日に1回買う)
  • 【30%】週に0本(水筒持参 or 職場のウォーターサーバーなど)

【計算式】0.5*(0.1*7+0.3*5+0.3*3+0.3*0)=1.55

一人の人間が、ペットボトルで飲む水分量は1週間に1.55Lを導くことができました!

上記の「10%が週7本~」などは、自身の経験から自由に設定して構いません。

同様に「上記の内の、飲料水の割合」を計算します。

「ペットボトルの種類」を場合分け

  • 【20%】飲料水
  • 【30%】お茶
  • 【30%】コーヒー・紅茶
  • 【20%】炭酸飲料・野菜ジュースなど

ペットボトル飲料を大きく分けると、上記4種類と定義します。

会社などのオフィシャルな場で飲まれるのは、水 or お茶の2択です。(合わせて50%に設定)

「お茶の方が若干多い」という推察を考慮し、飲料水は20%と定義します。

以上を踏まえ「一人あたりの、飲料水の年間消費量は16.12L」と計算できました!(1.55*0.2*52=16.12)

STEP③ 例外を考える

上記の計算結果だけで、満足してはいけません。

面接官は「他に〇〇の場合も考えられるよね?」というツッコミを入れてきます。

「例外」の例

  • 上記計算は高校生~社会人には当てはまるが、子供・年寄りは消費量が変わるのでは?
  • 持ち運べる0.5Lペットボトルで計算しているが、自宅に買いおく2Lペットボトルもあるはず

「面接官にツッコまれる前に、自分で気づいて修正する」が100点の解答です。

面接官に例外をツッコまれても、以下をアピールするチャンスです。

対応2パターン

  • 【素直さ】自分の見落としを認め、直ちに軌道修正する
  • 【理論武装】「前提で〇〇としているため、今回は考慮していません」と反論する

素直さは「会社員としての順応力」、理論武装は「論理的思考の強さ」をそれぞれアピールできます。

コラム:解答が実際の値とどれほど近ければいいか?

結論として「解答が”実際の値の1/10~10倍”の範囲にあれば、許容範囲」といわれています。

(実際の値の1/3~3倍ならば、非常に優秀な解答)

解答の正確さ以上に、「思考プロセス」「論理的思考」「発想力」を面接官は見ているためです。

ちなみに「2018年日本の一人あたりのミネラルウォーター年間消費量」は31.7Lです。

上記解答(16.12L)の2倍以下に収まっており、非常にスジのいい解答でした。

(2Lペットボトルも考慮して計算すれば、さらに実際の値に近づきます)

おすすめ書籍

18卒の筆者が、以下の本を使って勉強しました。

現在もAmazonなどで「フェルミ推定の鉄板本」となっています。

例題・解き方の解説も豊富なので、ぜひご活用ください。

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