【就活・面接対策】コンサル業界の「ケース問題」はこうやって答えろ!【アクセンチュアの過去問あり】

こんにちは。ハルです。

前回の”フェルミ推定”攻略記事、ご覧いただけたでしょうか?

”ケース問題”はフェルミ推定より頻出です。

最近ではコンサル業界以外でも出題される傾向があります。

初見での解答は難しく、「似たようなケース問題を解いたことあるか?」という経験がモノをいいます。

今回はアクセンチュアの過去問を用いて、ケース問題の攻略法を解説いたします!

ケース問題

ケース問題(ケース面接)とは、「与えられた問いに対し、制限時間内に打ち手(解決策)を提案する」面接形式です。

ケース問題の流れ(例)

  • 別室にて、問題用紙に書かれたケース問題を解く(30分~1時間)
  • 面接官と対面し、ケース問題の打ち手をプレゼン(5~10分)
  • 面接官が気になった点を質問しつつ、応募者を評価する

上記は個人面接における、ケース問題の流れです。(二次面接以降に多い)

グループディスカッションにて、大人数で打ち手を考えるパターンもあります。

個人・グループディスカッションどちらにも使える、「ケース問題の思考法」を解説します!

グループディスカッションでは「頭の良さ」だけでなく、「集団で仕事するときの立ち振舞」もチェックされます

過去問(18卒 アクセンチュア)

平成28年度の交通事故発生件数は、約50万件にのぼります。交通事故発生件数を10万件減らす施策を打ち出してください。(制限時間30分)

18卒アクセンチュア本選考2次面接にて、上記のケース面接を行いました。(個人面接)

30分で打ち手を考え、30分間面接官とディスカッションする形式です。

この面接も無事突破できましたので、解き方の例としてお伝えします!

STEP① 前提の定義

解答に必要な前提は、自由に定義して構いません。(フェルミ推定と同様)

今回の問題ですと、以下の前提を定義しました。

前提の定義

  • 「自動車対自動車」「自動車対歩行者」の”自動車事故”のみについて考える
  • 資金不足・法律整備などによる、「打ち手の実現可能性」については考慮しない

”交通事故”の言葉の定義を、面接官・応募者間で明確にしています。

制限時間(30分)も考慮し、「実現可能性は考慮しない」と宣言しておきます。

面接官からの質問で「その打ち手って、本当にできる?」というツッコミを防げます。

STEP② 「切り口」を考える

ケース問題を考える上で、”MECE”というフレームワークが役に立ちます。

MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive):「漏れなくダブりなく」という意味

特にコンサル業界では、MECEの考え方は広く受け入れられています。(=面接官ウケがいい)

今回は「自動車事故の原因」をMECEで分解します。

「自動車事故原因」を分解

  • 【人が原因】飲酒運転、高齢ドライバーなど
  • 【車両が原因】制御装置不良、タイヤのバーストなど
  • 【道路環境が原因】路面状態の悪化、見通しの悪い道路など

自動車事故原因を大きく分けると、上記3つに分類できます。

それぞれの原因に対して、打ち手を考えます。

原因を分解することで、包括的かつ納得感のある説明ができるようになります。

STEP③ 打ち手を考える

「人が原因」の自動車事故について、打ち手を考えます。

”人を動かす動機づけ”についても、MECEで考えます。

「アメとムチ」で分解すれば、MECEになります。

「アメとムチ」による打ち手

  • 【事故を起こさない”メリット”を与える(アメ)】
    • 無事故ドライバーは、税制面で優遇する
  • 【事故を起こす”デメリット”を強くする(ムチ)】
    • 罰金大幅アップ・刑期延長
    • 悪質な違反者は、警視庁HPに実名記載

「車両が原因」「道路環境が原因」についても、MECEで要素を分解できるはずです。

それぞれの打ち手について「人が6万件・車両が3万件・道路が1万件の、交通事故発生件数を減らせます」と、帳尻を合わせました。

時間に余裕があれば、「なぜこの打ち手で6万件の交通事故を減らせるのか?」という根拠を考えてもいいでしょう。

(今回は制限時間が短く、”10万件減少”の根拠は薄くていいと判断しました)

コラム マジックナンバー3

”人に何かを提示する数”は3つがベストです。(具体例・提案など)

「3つ」のメリット

  • 覚えやすく、印象に残る(電話番号も090-111-1111のように、3つ前後に区切られています)
  • 3つの内容を比較でき、納得感がある(2つだと賛成・反対に分かれて、両極端な提案だと捉えられがち)

”必ず3つ”にこだわる必要はありませんが、テクニックとして知っておくと便利です。

上記の問題でも、原因の分解・打ち手の提案に採用しています。

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