【年400冊の読書家が選ぶ】2019年ビジネス書5選【年末年始におすすめ!】

こんにちは。引越しを機に、紙派から電子書籍派にくら替えしたハルです。

ビジネス書、呼んでますか?(唐突)

2018年初期の「お金2.0」佐藤航陽 (著)・「日本再興戦略」 落合陽一(著) 等のヒットをきっかけに、ビジネス書が大きく認知されてきたイメージです。

特に大学生や若手社会人がビジネス書を話題にするようになり、読書家として非常に嬉しくなりました。

2019年はどんな本が発売されたの? おすすめのビジネス書を教えてほしい!

そんな方に向けて執筆いたします!

プロフィール

読書に関する自己紹介をさせてください。

  • 読書歴/読書量:5年前(当時大学生)から、平均1日1冊以上(年間のべ400冊)の本を読んでいます
  • 使ったお金:50万円以上(気になる本は、値段を見ずに即購入します)
  • 人生を変えた1冊:堀江貴文著「ゼロ」(同調圧力の苦しみから救われました)

手前味噌ですが、同年代のトップ1%に入る読書家だと自負しています。

そんな男が選ぶ、魂を揺さぶった2019年のビジネス書を紹介します!

今回おすすめする本は、以下の観点で選んでいます。

  • 専門知識・事前知識が必要なく、ストレスフリーで頭に入る
  • 信者向けではなく、最初に読むビジネス書としても最適(ホリエモン本は信者向けの傾向があるので・・・笑)
  • 友達や家族にも話したくなるような、知的好奇心を満たす内容が満載!

本さえあれば、ぼっちで何の問題もありません。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

突然ですが、問題です。世界中の、少しでも電気が使える人の割合は?

  1. 20%
  2. 50%
  3. 80%

正解は3.80%です。え!そんなに使ってる人いるの!?と驚く人も多いんじゃないでしょうか!

世界中の医師・政治家・大学教授ら知識人に、上記と似た3択問題12問で構成されたテストを実施しました。なんと正答率は約17%(正答数2問)だったのです!!!

各国を代表するエリートが、チンパンジー以下(正答率33%)の結果になるなんて、絶対おかしいですよね!そのカラクリは、人間の本能(思い込み)にあります。

  • ネガティブ本能:悪いニュースほど拡散する理由
  • 犯人探し本能:失敗した犯人を叩きのめせば、事態は好転するのか?
  • 恐怖本能:人々が自然災害・放射線被ばく・テロ行為を過度に恐れる理由

文字通り命を捧げて完成させた本書が、人間の本能に切り込みます!(2017年に他界)

本屋デートにて、「この本知ってる?」と一緒に読んだりするにも役立ちました

ケーキの切れない非行少年たち

「なんでそんな事件起こしたの?」と目を疑うような少年犯罪が、毎週のように報道されています。

精神科医の著者によれば、凶悪犯罪(放火・強姦・殺人)を行った加害少年の8割が「自分は優しい人間」だと答えたそうです。

非行少年の特徴の一つに「認知機能の弱さ」が挙げられます。著者が少年院にて「ケーキを3等分してください」という問題を出しました。

これが凶悪犯罪を起こした少年の、 「3等分」 という回答です。(図は本書より引用)

別アプローチの検査も試したところ、(誤解を恐れずに言えば)彼らには「世界のすべてが歪んで見えている」と著者は確信しました。

本来特別な支援が必要な子どもたちが、犯罪という最悪のかたちで世に出てしまったのです。

私と同じように、好奇心的恐怖を感じた方はぜひ読んでください。一般人には一生知り得ない「少年犯罪のリアル」がそこにあります。

ブチ抜く力

さっき信者向けは除くって言ったやん!というツッコミ、ありがとうございます(笑)5段落だけ、説明させてください!

この国は様々な課題に直面しており、「みんな平等に貧しくなっていく」未来が待っています。

周りと同じことをして心中する未来は、お断りです。今こそ周りをブチ抜く考え方が重要になるのではないでしょうか?

「秒速で1億稼ぐ」経歴は伊達ではありません。投資・交友関係・ダイエット、あらゆる切り口から彼のマインドが紹介されています。

  • 全ての幸せは「金」の上に成り立っていることを自覚すべき
  • 「分かっていてルールを破る・裏をかく」したたかさも、時には必要
  • 競争社会の頂点にいる与沢父でも、真の裕福にはなれなかった

人生の酸いも甘いも知り尽くした男が、前に進む勇気をくれます!

善悪はどうあれ、極端な意見・体験は非常に面白いです

「ついやってしまう」体験のつくりかた

爆発的ヒットを生み出したゲーム機「Wii」企画担当の著者が、人の心を動かす「体験デザイン」について解説しています。

世界一売れたゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」を知らない方はいないでしょう。なぜプレイヤーは事前説明無しで、以下を理解できると思いますか?

  • クリボー(敵キャラ)を踏んで倒すこと
  • 画面右側にゴールがあること
  • クッパとの対決にて、画面右側の斧を使って倒すこと

その答えは簡単で「そう判断させるヒントを随所に仕込んでいるから」です。マリオ以外にもゼルダ・ドラクエ等の体験デザイン裏話が、これでもかというほど載っています。

この「体験デザイン」思考は、ビジネス以外にも役立ちます。子どもが自ら勉強したり・食事の後片付けをしてくれるようになれば、素敵だと思いませんか?

あなたも、周りの人も、「ついやってしまう」体験の世界へようこそ!

実験思考

堀江貴文・箕輪厚介ら大物がこぞって「天才」と評価する、連続起業家の一冊です。

私がこの本に衝撃を受けたのは、内容以上にその売り方です。なんと本体価格が無料で(Kindle版のみ)、価値を感じた分だけQRコードで後払いとなっています。(もちろん払わなくてもオッケーです)

内容にしても、著者のリフレーミング(物事の枠組みを、別の言葉で再定義すること)の技術に感銘を受けました。

著者は「CASH」という商品(服・バック・書籍等)を写真で撮ると、直ちに現金できるアプリを開発しました。(詳細は下図参照)

引用:ビジネスモデル2.0図鑑

システム的には中古品買取アプリと大差ありません。ただ著者は「これは現金化アプリだ!」とプロモーションにこだわりました。その甲斐あり「CASH」リリース後は予想以上の反響で、一時取引停止となりました。

このビジネスモデルはユーザーが商品をしっかり送ってくれないと成立しない、性善説を前提としたものとなっています。この経験を経て著者は、「性善説前提ビジネス」は余計なコストが掛からなくて今の時代に合っている!と直感したようです。

この内容のものを無料で読めるなんて!と感動しました。是非今すぐダウンロードを!

参考文献

  • ハンス・ロスリング , オーラ・ロスリング , アンナ・ロスリング・ロンランド 『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』 日経BP (2019/1/11)
  • 宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』 新潮社 (2019/7/13)
  • 与沢翼『ブチ抜く力』  扶桑社 (2019/3/2)
  • 玉樹 真一郎 『「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ』 ダイヤモンド社; 1版 (2019/8/7)
  • 光本勇介『実験思考 世の中、すべては実験』 幻冬舎 (2019/5/9)
  • 近藤 哲朗  『ビジネスモデル2.0図鑑』 KADOKAWA (2018/10/12)